3日目 登校拒否!?学校の対応

昨日から”明日の学校に行きたくない”と言い張っていたので、それは変わらないだろうと思っていた。そう考えると私は眠れなかった。なんとかしてごまかしてでも学校に行かせる形をとるにはどうすればいいのか、考えているうちに目覚ましがなって朝が来た。弁当づくりをしながら、今日の反応を見るべく、大きな声で挨拶した。息子はテンション下がりまくりの低い声。やっぱり。。。そう昨日今日で変わる子だったら、今頃苦労してないよ。行かんといけんの?と言い続ける息子の機嫌をとって気持ちを聞いて、したいように先生に言うから頑張っていこうというが、なかなか受けいれず、ギャアギャア言いそうになる手前で苦しんでいた。主人もイライラしてきて、自分が連れて行くと言い出して、こんなものは行ってみらんと家でグズグズしていても何も始まらんと、口調が厳しい感じで言ったので、じゃあそうしてよ、となった。正直言って私自身が楽したかったのかも。人に頼めば周りからものをいうだけでダイレクトに傷つくことはないから、そうしたかったのかも。でもどこかでは自分の意志で突破しなきゃ消化できない太刀だから行くべきなのは自分だとも思っていた。迷っていたら息子がママがいいと言ってきた。私のスイッチがはいった。息子が助けを私に求めている。必ず助けると約束してきたんだから嫌な思いをしても私しかこの子を守れないと思った。出てみて手ごたえを感じなければ、またほかの手段で。まずは踏み出すこと。これを今回姉の入院でいろいろな思いをした私の経験の成果かもしれない。人に頼らず、自分が頑張ればなんとかなる、と今までやってきたけど、姉のことでたくさんの人と出会い、助けられた。決してそれは特別なことではなく、私の知らない世界だっただけ。もっと周りに助けを求めたり、情報を集めるためにコミュニティーに参加するべきだったと気付かせてくれた3か月間の出来事でした。逃げずに前を向いて進んでいけばなんとか道は開かれていくことでしょう。話はそれたけど、急いで先生にアポをとって学校で対策を取ってもらうために電話したら、なーんか冷たい声。このパターン、何回経験してもなれないな。異質扱いされているのかも。でも開き直り!!(IKKO風に)慣れっこだい!淡々と話して今から息子と行くことを伝えた。そのことを息子に伝えると、テンションアゲアゲ。どういうこと?そういうこと!対策さえとって不安を取り除いてあげることで頑張れる。それだけでもやる価値あり。主人は運転手。会社を遅刻してまでそうしてくれることは彼なりの誠意。二人で息子を支えると幼稚園の時に決めて以来、ずっと守ってくれている。息子は幸せなのかも。イライラしていた主人が私が行くことになってなんか機嫌をとるように明るい話題をふってくる。いまさっきと大違い。なんかむかつく。冷静な主人も緊張するとああなるんだと思った。学校についた。階段近くで会った先生に職員室の場所を案内してもらって到着。担任の先生が出てきて保健室に案内してくれた。電話の時とは違ってなんかフレンドリーな感じ。保健室について優しそうな養護の先生を含め4人で話すと、こんなことは珍しくないんだということを二人の雰囲気を見てわかった。体育や掃除が苦手。予定が分からないのが不安。入学時から聞いていた不安材料をとりあえず言ってみた。そしたらちゃんと聞いてくれて彼のペースで頑張っていけたらと言ってくれた。そして、先生の提案で朝早く来て先生と少し話をして授業に臨むのはどうですか、と提案があった。面白い提案だと思った。話の苦手な息子が毎日家族以外の人間と話すのはとてもいいことだと思った。一つ一つの出来事が大きな成果につながるのなら、それも高校生活の成果とみなしたい。うまくいきすぎると反対にこわいと思う悪い癖。いいことがあればなんか裏がありそうで素直に喜べなくなっている。とりあえず今できる対処はできたかな。息子という存在がどんなものなのか学校に知らせることができたから今日の成果としょう。この日記もそういう行動の記録だから、動くために、背中を押してもらうため書くものだから。さあ帰宅した息子の様子を見てみよう。